【やまメモ】帰省したので母と2人で大和葛城山に登ってきた (2026/05/05)
世間はGW。かく言う私も関西に帰省したため、久しぶりに関西の山に登ろうと計画。
先月にインフルに百億年ぶりに罹患し、体力ゲージが著しく低下してしまったので、ゆるふわ山行ができる場所を探す。
ここにしよう、大和葛城山。ロープウェイもある。前回の塔ノ岳に比べりゃゆるふわもいいところ。母親もついてくるというので、これくらいが安牌ということで決定。
いくつかルートがあるようだが、車でアクセスするのとロープウェイのある東側の駐車場から登ることにした。
やまメモ
山のプロフィール
■大和葛城山(やまとかつらぎさん) 標高959.2m 奈良県御所市・大阪府南河内郡千早赤阪村
今回のルートと体感難易度
■ルート
葛城山第1駐車場 ー 北尾根コース ー 葛城山 ー 櫛羅の滝コース ー 下山
全行程6.9km のぼり742m / くだり742m ※YAMAP参照
■体感難易度
体力度:★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3 / 10) ゆるふわ
技術度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (2 / 10) ゆるふわ
活動日記

ちょうどこの日はこどもの日。到着したのは9時前くらいだったが駐車場がえげつないスピードで埋まっていく。30分も経つと行くあてのなくなった車が、路上の真ん中で超強力アロンアルファで固められたように動かなくなってしまった。

今回ロープウェイは使わなかったが、利用者はかなり多いと見た。今日に関してはたぶん真面目に登る人のほうが少数派。山頂が観光地化されているようだし、名物のツツジも間もなく見頃ということで軽装一般観光客であふれている。それを横目にゲートを抜けて登山開始。

ルートは北尾根コースを登りに、櫛羅の滝コースを下りにした。結果的にこれは正解で、北尾根のほうがたぶん道的には険しいので、下りにしないほうが安全そうだった。(スニーカー軽装ハイカーもいるレベルだし、そんな神経質になるものでもない)
体感、北尾根コースは尾根に取り付くまでが核心部。つづら折りにそこそこの傾斜を登る。母のようすを見ながらゆるふわペースでじわりと登る。

鎖場なし、危険な箇所もほとんどなく、ただただ新緑の明るい登山道が心地よい。人もそこまでおらず、意外と穴場感がある(山頂を除く)。そもそもGWに都市近郊の山に来る人は、ゆるふわ勢の集団ばかりで、こわいこわいガチ勢は遠征でもして険しい山に行っているタイミングだろう。その領域に興味がないわけではないが、ビビリへなちょこの私には屈強なパートナーやガイドがいないと一生行かなさそう。

この日の気温は20℃に届かないくらい。しょっぱなの暑熱順化には悪くない。汗が噴き出るほどではなく、マジでちょうどいい。
晴れ+新緑+景色+快適 で左も右も口角が上がりすぎて繋がってしまうところだった。この山はかなり危険に違いない。


そうしているうちに山頂へと続く稜線まで到達した。ダイヤモンドトレールという屈強サイボーグ御用達のロングコースになっており、ゆるふわハイカーたちの中に凶悪なふくらはぎを装着したトレラン姉貴が紛れ込んでいた。

この稜線から山頂までが意外とすぐのように思えて長かった。ここまでほとんどなかった階段が大量に出現し、ハイカーたちの脚を破壊しにきている。
先月塔ノ岳に登ったので、それに比べると赤ん坊レベルのように感じるが今回は母がいるので、少しずつ休憩しながら登った。途中、年配のご夫婦に抜かれたり抜かしたりしながら、「きついですねえ」なんて言いつつスラスラと登っていかれたので、勝手に熟練登山夫婦先輩だと思いながら見届けた。


山頂のすぐ近くには葛城高原キャンプ場があった。車は登山口にとめるしかないようで、ロープウェイで上がってくるか気合で登るかの二択だろうか。
テン泊装備担いで登ったのは大菩薩嶺しか経験がないが、あまりにも重くてきつくて死にそうになったので、それ以来やっていない。もっと歩荷訓練とかしないとダメそう。
そんなこんなでロープウェイ駅からの人混みと合流し、いよいよハチャメチャカオス集団になってきたところで山頂に無事到着。

山頂標のところで行列ができていたが、母と一緒だし記念に撮っておくことにした。しかしこの山頂、もはや山というか高原だ。べらぼうに人が多いのに「あっ、そこ空いてますヨ。お好きなところにどうゾ。」と言わんばかりに超広い。地べたでシートを敷いてランチタイムを楽しむ人がたくさんいて、もはや公園でピクニックしているのと変わらない光景。ベンチがちょうど空いてたので我々はそこで昼飯にした。
なんとなく山頂からの景色が良さそうなのは分かっていたが、これが想像以上によかった。個人的に大阪側も奈良側も眺望がよいのが素晴らしい。
ここから怒涛のシャッターフィーバーが開幕してしまった。



興福寺あたりにある巨大建造物が何かと思ったら、修復中の素屋根ぽい。


もう一年早く来ていたら万博のリングが見えたかも。惜しいことをした。


夢中になって写真を撮りまくってしまった。山に来るとこうして地形とか建造物を探すのが楽しくてよくやっている。実際は肉眼では視認できるか怪しいことも多いので、望遠レンズの一眼くんに頑張ってもらい、あとで現像している。
あれこれ長居してしまったので、最後にツツジの様子を観察して下山する。

満開だとさぞ美しいのだろうと思いつつ、タイミングが合わないのでこれが自分の中での最大値だと思うことにする。
下山は櫛羅(くじら)の滝コースへ。北尾根と違ってさらに整備が行き届いている印象。しかしやけに崩落個所が多かった。その間を縫うように柵などが整備されており、歩きにくい印象は特になかった。また崩れたら整備し直すのだろうか。客単価で言えば間違いなく一般軽装ロープウェイ民の方が高いのに、実際に歩くのはそのロープウェイを横目に登るドM登山民という、なんだか歪んだ社会構造を見ているような気分になりながら下山。

下界のロープウェイ駅まで戻ってきたところで、アイスクリームが売っていたので母と一緒に食べた。結構バスでアクセスする人も多そうで、それを見下ろしながら他愛もない話をした。
山頂から見えた橿原神宮に寄ろうという話も出ていたが、世間はGW。まっすぐ帰れば15時過ぎに着く。この場合選ばれたのは、、
「まっすぐ帰宅」
おかげで渋滞に巻き込まれずスムーズに帰宅できた。
なお、YAMAPの活動停止を帰宅まで押し忘れたため、移動距離がダイヤモンドトレールの総距離より長くなってしまった。なんてこったい。
